WORKSイベント・スポーツMC
今日は渋谷区内の中学校へフェンシング学校訪問プロジェクトMC🎤
TOKYO2020金メダリストの加納虹輝選手とオリンピアン西岡詩穂選手と🤺
今日の中学校のみんなは、どこよりも大きな拍手を届けてくれる👏
ただ、こちらからの問いかけにリアクションは乏しく、みんなが目立たないよう目立たないように振る舞っているように感じた。
そして明らかに興味があるのだが、興味があることを悟られないように、天邪鬼にそっけない態度を取ってみたり。
正直むちゃくちゃ悩みましたよ。
どうこの雰囲気を立て直せばいいのかって。
先生方も必死で取り繕ってくださったりして。
何が正解かわからなかったですが、僕が言う立場じゃなかったかもしれないですが、『選手や来てくださっている人に失礼な態度を取らないようにしよう』と伝えさせてもらった。
なんかね、色々悲しくて。
生徒達も、先生方も誰も悪くない。
こんな社会のムード、人の目ばかりを異常に気にする世の中を作ってしまっているのは、紛れもなく我々世代の大人なんです。
そりゃ、生徒達は我々の背中を見て、育ってますから、我々以上に他人の目を気にしちゃいますよ。ましてや他人の目が一番気になるド真ん中の年齢。
授業が終わると、人なっつこく、こちらから声をかけてみると、次第に輪が大きくなり、加納選手らと楽しく話している生徒たち。
こんな素晴らしい笑顔を、最初から導いてあげられなかった自分への悔しさと、こんな社会のムードを作ってしまった我々世代の反省と、色々な惨めな感情で胸が詰まりそうでした。
次こうすればとか、一日二日で全てが修正されていくことではないでしょうが、このムードを好転させていくことが次世代の自然体でいることを守ってあげられることに繋がるのではないでしょうか。
ちょっと過度になりすぎている他人の視線を気にしすぎるムード。
みんなでそろそろ考えていきませんか。
そんなことを気づかせてもらった一日でした。
